シャンプーの仕方 その6

洗い終わったって感じでしたら、最後は、髪を整えます。
髪の中間あたりから、毛先にかけて、指を通します。流し終わった後にからみにくくするためです。
シャンプーの泡を毛先の方に集めて、毛先をもう一度シャンプーの泡で包んであげてください。
髪の本当の毛先は、意外と、洗い残しもあったりします。
また、毛先に集めることで流しやすく、シャンプーの泡が包んでいる汚れを再付着防止にもつながります。

シャンプーはというか、一般的な洗剤は、カエルの卵のように汚れを丸い玉のように包み込んでいます。その玉が割れてしまえば、当然汚れは、また、髪に付着します。それをさけるためです。
シャンプーの泡が洗っている最中に消えてしまうのは、シャンプーの洗浄成分が汚れを包み込んでしまって泡として存在していられない状態か、シャンプーの洗浄成分より、汚れが上回ってしまっているか、そんな感じです。
だからと言って、一度に多くシャンプーを使えばいいという物ではありません。汚れが上回っているときなどは、汚れを囲っているシャンプーの洗浄成分も汚れと判断している感じになりますから、付け足してシャンプーしても無駄にシャンプー剤を使用するだけです。以前のブログでも言いましたが、泡立ちが悪いときは、一度軽くで構いませんから、流してください。グレイ系のワックスなどは、特に落ちづらいですね。メーカーにもよりますが、3回で無理なグレイワックスもあります。その時などは、最初に髪を濡らす際にぬるま湯(37℃〜38℃程度)で少し長い時間流してください。