子どもを花粉症にしないための9か条

理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長が「花粉症にならないための9か条」を紹介されましたね。

1 生後早期にBCGを接種させる
2 幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる
3 小児期にはなるべく抗生物質を使わない
4 猫、犬を家の中で飼育する
5 早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす
6 適度に不衛生な環境を維持する
7 狭い家で、子だくさんの状態で育てる
8 農家で育てる
9 手や顔を洗う回数を少なくする

以上9ヶ条ですね。

自分たち業界内でも、抗生物質の摂取は、アレルギーおよび脱毛との因果関係があるかもしれないという話は出ていました。
例をとってみると、抗がん剤は、抗生物質ですよね。
抗がん剤を摂取すると、髪が抜けるのは誰もが知っている事実です。
それは、かなり強い抗生物質を投与されるための、副作用です。
自分たち生活の中でも、抗生物質は微量ですが、投与されています。
その抗生物質が体内に蓄積されているらしいです。
そのため、蓄積されいる抗生物質の副作用らしいです。

話は戻りますが、花粉症は、ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなるらしいです。
また、逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなるようです。
※エンドトキシン:細胞内毒素。細菌の死などによって細胞壁が壊れることで放出される。

既存の医薬品による対症療法のみでは、増大するアレルギー疾患患者の治癒は困難とも言われています。
花粉症が治ったというお話も聞きますが、まれのようですね。
知り合いで花粉症を治したく、様々な病院に行った方がいます。
いろいろな病院か通い、いろいろな薬を試し、いろいろな治療法を試しました。
その結果は、国内にあるすべての薬が効かなくなり、さらにアレルギーが悪化、今では、国内で出されている薬のもっとも弱いものを摂取する以外は、なくなってしました。鼻水を止める程度です。
花粉症の方は本当に大変かと思いますが、個人的な意見を言うと、あまり、直そうとせず、生活の一部として受け止めていくしか今はないのかもしれませんね。

参考サイト Yahooニュース 医療介護CBニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000004-cbn-soci